全国2600カ所に配布され、多くのファンに読まれてきた、秋田県庁発行の人気フリーマガジン『のんびり』(毎号2万部発行。2016年3月で終了)。
秋田の食文化や方言、風土、偉人など、地元の人々が日常的に親しんできた物や人を徹底的に掘り下げ、
物語として語り直すことで、古くも新しい“普通"の価値を伝えてきた「のんびり」。
終刊から3年が経った2019年5月に行われた新作取材記事を中心に、過去特集から、一般書籍としては流通されていない、特集記事2つを再録した書籍です。
本書発刊のきっかけは、秋田県立美術館における、のんびり写真展『あこがれの秋田』(2019年9月29日~10月27日)の開催決定でした。
展覧会という一時的なアクションを超え、一般書店にも並ぶ書籍として、長く、広く、秋田のみなさんにわが町の素晴らしさを実感してもらいたいと思います。
また、かつての『のんびり』では届かなかった書籍流通網を通して、いまいちど秋田の良さを全国の読者に伝え、秋田の関係人口増加を目指します。
■コンテンツ
?特集1『あきたこまちはもうあきた』
1章 あきたこまちってどんな米<? br> 2章 あきたこまちを味わう
3章 あたらしいお米を育てる人
4章 あきたこまちをつくった人
5章 80あきたこまち
最終章 あこがれのあきたこまち
?特集2「高質な田舎をめざして。~道の駅十文字から見る未来~」(2015/summer)
?特集3「おらだのわらび座。おらだの光。おらだのエンターテイメント。」(2015/winter)