語られざる経営者の頭の中。
彼らにとって、「孤独」の価値とは?
「働く全ての人の励みになると思う」
「静かで温かいドキュメンタリーのような内容」
??SNSで大反響、WEBメディア『BAMP』の人気連載にオリジナルインタビューを加えて書籍化!
「孤独って、何でしょう?」
10人の経営者が究極の問いに応える。
■まえがきより
彼らが彼らの「孤独」について語るとき、
わたしはわたしの「孤独」について考える。
それは共感よりは共鳴に近く、
だからこそそこで鳴る音は、
ひとつひとつがすべて違う。
その音を聞くと、わたしは思う。
「孤独なのは、わたしだけじゃないんだ」
■目次
まえがき
1 鴎来堂・柳下恭平「プライベートとパブリックを分けられないことに僕の孤独がある」
2 クラシコム・青木耕平「正気でいながら狂うこと。信用せずに信頼すること」
3 互助交通・中澤睦雄「だってしょうがない。ほかにハンドルを握る人がいないのだから」
インターミッション1「世界に触れる条件」
4 わざわざ・平田はる香「寂しさはそこにあるもの。哀しみはいつか癒えるもの。孤独は逃れられないもの」
5 クラシコム・佐藤友子「誰もが心の中にふたつの金庫を持っている」
6 L&Gグローバルビジネス・龍崎翔子「翔子だったら世界一の経営者になれるよ」
7 ウツワ・ハヤカワ五味「それはあなたの中の『私』であって、本当の『私』じゃない」
インターミッション2「この世界に『主』として存在するわたしたち」
8 SCRAP・加藤隆生「孤独と引き換えに、自分のアイデアを世の中へ送り出す」
9 矢代仁・矢代一「『人の道』に戻れば、暗く悩むことはない」
10 CAMPFIRE・家入一真「決して埋まらない自分の穴から生まれるもの」
あとがき
■著者
土門 蘭(どもん・らん)
1985年広島生。小説家。京都在住。ウェブ制作会社でライター・ディレクターとして勤務後、2017年、出版業・執筆業を行う合同会社文鳥社を設立。小説・短歌・エッセイ等の文芸作品を執筆する傍ら、インタビュー記事のライティングやコピーライティングなども行う。共著に『100年後あなたもわたしもいない日に』(京都文鳥社刊)。