
「まるで朝の連ドラのよう。同時に都市論、そしてスモールビジネスを始めるための指南書にもなっている。複数の角度から読むことができる不思議な物体。HAGISOが実践する〝日常をつくること〟は、もしかしたら現代の究極のアートかもしれない」馬場正尊(オープン・エー)
東京・谷中で地域文化を育む、HAGISOの10年史。スリーブ入り+「萩染め」スピン+袋綴じ付き。
※この本の詳細については、以下のnoteを参照ください!↓
「書籍『最小文化複合施設』ができるまで」
https://note.com/manapub/n/n1bbbad0081b9?from=notice
東京・谷中で、空き家と出会ってはお店をつくり、自ら運営まで担う建築事務所・HAGISO。
今や谷中を中心に8店舗を展開する彼らが、どうやって地域に根ざし、広がっていったのか。偶然を積み重ねて見えてきた、試行錯誤の10年の記録です。
ただ10年を振り返るだけでなく、さまざまな角度からHAGISOを語る視点を取り入れました。関係する人たちへの取材をまとめた「インタビュー」や、アトリエ・ワン・塚本由晴氏をはじめとした四つの「対談」、図面から各店舗を分析する「おみせ大解剖」、家で楽しめるHAGISOの定番メニューの「レシピ」。さらには、HAGISOのお金まわりの話も載せた秘密の「袋とじ」(!)まで。380ページを超える大ボリュームです。
編集・発売元は真鶴出版。小さな出版社だからこそできる試みとして、HAGISOの由来となった「萩」の葉で、スピン(栞紐)を草木染めしています。
さまざまな「ローカル」で活動する人たち必読の一冊!
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『最小文化複合施設』
―たまたま住んだ一軒のアパートからはじまる、東京・谷中の物語―
発行元:株式会社HAGISO
発売元:真鶴出版
体裁:A5変形+スリーブ+袋綴じ+草木染めスピン
製本:無線綴じ(上部アンカット)
ページ数:388ページ
本体価格:3,300円(税込)
発売日:2024年11月7日
著者:宮崎 晃吉(HAGISO)、顧 彬彬(HAGISO)
装丁・本文組版:田中 裕亮
編集:川口 瞬(真鶴出版)、山中 美友紀(真鶴出版)
写真協力: Yikin HYO、富田 了平[ p.104]、加藤 甫[ p.232]、増田 甚八[ p.277]
イラスト:朱則安(HAGISO)[p.81/p.203/p.281]、田中 裕亮[pp.354-360]
栞紐草木染め:橘 絵美(ORIBAR)、向井 日香(PINKNOT WEEDS)
印刷所・製本所:東湘印版株式会社