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長野県信濃町に暮らす人々の価値観を徹底取材した一冊、『A GUIDE TO SHINANO-MACHI』。観光スポットを紹介するだけのガイドブックではなく、「なぜこの町に人が惹かれるのか」「移住者たちはどんな暮らしをしているのか」に迫り、 “旅のガイド”でありながら、“人生のガイド”にもなり得る本となっています。
長野県信濃町は、標高700mに位置し、黒姫山と野尻湖を擁する豊かな自然に恵まれた町。東京からわずか2時間半でアクセスでき、四季折々の表情が楽しめます。
北信五岳(妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山、飯縄山)に囲まれています。人々を惹きつける象徴は野尻湖で、ナウマンゾウと縄文人の生きた痕跡が。夏は別荘需要を含めた避暑地として観光客が訪れ、冬はスキーやスノーボード目当てで国外問わず賑わう、これからのインバウンド需要も引き受ける流れがきていて、自然と共に暮らし働きたい人たちの移住先として賑わってきています。
信濃町を一冊にまとめる上で、町のおもしろさと動きを可視化できるような間口の広いテーマを見出しました。
・自然と信濃町 / アファンの森財団 大澤渉さん
・ミヒャエル・エンデと信濃町 / クルミドコーヒー 影山知明さん
・サウナと信濃町 / LAMP 野田クラクションべべーさん
・うどんと信濃町 / 温石 須藤剛さん
・クラフトマンと信濃町 / OND WORK SHOP 木村真也さん&サユリ美容室 木村早悠里さん
・コーヒーと信濃町 / 珈琲占野 占野大地さん
・パンと信濃町 / EN BAKERY 39! 谷口美樹さん
・伝統野菜と信濃町 / 農家 関塚賢一郎さん、信濃町役場 川口彰さん
以上、8つのテーマがメインインタビューの形になっています。
ほかにも
・珈琲占野ご夫婦の移住こぼれ話対談
・一級建築士 野々山修一の町と関わる建築談義
・夫の都合で信濃町に連れてこられた妻対談
・信濃町に帰ってきた母と娘の国際村対談
・徳谷柿次郎と新卒ふろめぐみが語る”集落”の価値観対談
このあたりは雑誌的な読み心地を追求したものです。メインインタビューと写真の力強さ、そして対談の気軽さ。でも内容はどれも芯を食っている。読めそうで読めない。これまであまり語られてこなかった、これからの未来にふれる上で欠かせないような話が詰まっています。パラパラとめくって、気になる対談だけ読むのもよし。
約7500人しかいない信濃町からこんな本が生まれた理由をぜひ、手にとって読んで感じてみてください。文章と写真の組み合わせで1時間強で読み終えられるぐらいのボリューム感に編集しています。人生のお供に、信濃町に遊びに行く旅のガイドブックにぜひ。
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A GUIDE TO SHINANO-MACHI
長野県、信濃町。
2025年3月31日 発行
発行
信濃町役場
〒389-1392
長野県上水内郡信濃町柏原428-2
風旅出版(株式会社Huuuu)
〒380-0845
長野県長野市西後町610-12
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印刷所
藤原印刷株式会社